みずき病棟(医療観察法病棟)
病棟の概要
病室は、全室個室であり「急性期」、「回復期」、「社会復帰期」、「共有」の4つのユニットに分かれ、患者さんひとりひとりの生活空間を大切にし、病棟内にリハビリテーション棟、体育館、スポーツジム、宿泊訓練棟が併設されており、社会復帰リハビリテーションのための設備も充実しています。精神症状により、心神喪失の状態で重大な他害行為を行った患者さんに対し、適切な医療を提供することにより、精神状態の改善と同様の行為の防止を目指し、多職種チーム医療を実践しています。
また、外部委員のご協力を得ながら、透明性を保持し適切な医療が提供できるよう努めています。
病棟の特徴
社会復帰のための手厚い医療と多職種チーム医療の実践、先駆的な医療のモデル病棟として、多くの研修を受け入れています。
早期の社会復帰の実現に向け、多職種による治療プログラムを実践し、チーム医療の提供に力を入れています。
早期の社会復帰の実現に向け、多職種による治療プログラムを実践し、チーム医療の提供に力を入れています。

先輩看護師の声

入職4年目看護師
みずき(医療観察法)病棟では、精神障害のために善悪の区別がつかないなど、通常の刑事責任を問えない状態で、重大な他害行為をしてしまった人に対して、社会復帰を支える医療を提供しています。多職種で関わるため円滑にチームワークを働かせるためのコミュニケーション技術を必要とします。入院時から社会復帰まで長い治療期間を要するため、より患者さんとじっくり向き合う事が出来る事も特徴のひとつであり、とてもやりがいを感じる病棟です。

入職1年目看護師
みずき(医療観察法)病棟は、精神障害により重大な他害行為を行ってしまった患者さんが再び同様の行為を行うことなく社会復帰することを目的とした病棟です。その中で私たちスタッフは、日々の治療的関わりや各種治療プログラムの実施、帰住地調整など、多岐にわたる社会復帰への取り組みを、患者さんを中心とした多職種チームで実施しています。私はまだ新人で、日々勉強させて頂くことばかりですが、病院スタッフの皆様に支えられ、充実した日々を過ごせています。