部門紹介

診療部

医局

難治性統合失調に対するクロザリル投与数は、東北地域で一、二の数を誇り、mECTも実施し、北海道東北地域では唯一の医療観察法病棟を有することで、精神鑑定も積極的に実施し、司法精神医学・医療の分野でトップランナーを目指すなど、精神科の中でも専門性の高い医療を実践しています。
入退院は全員で症例検討し、毎週の院長回診を実施し、IT会議システムを使った多施設共同勉強会のクルズスを毎週2回実施するなど、研修体制も整備され、厚生労働科学研究にも参加し、研究体制も整備されています。
随時病院見学を受け入れておりますので、ご希望の方は、医局長までご連絡下さい。

診療のご案内

外来担当医表

令和6年11月分
第1診察室 伊藤 伊藤 八木 支援医師
(獨協医科大学)
第2診察室 第2・4週
大島
第3診察室 中嶋 第2週
河上
冨沢 中嶋
第4診察室 渡邉 渡邉 佐藤 第4週
五明
第3週
八ツ賀
第5診察室

11/4(振替休日)

※新患での受診希望者については、内線520(地域支援室)までお問合わせ願います。

診療

  • 精神科外来及び入院医療
  • 治療抵抗性統合失調症に対する医療
  • 重度心身障害児(者)に対する医療
  • 岩手県立中部病院緩和ケア病棟リエゾン・コンサルテーション
  • 岩手県中部保健所嘱託医

教育・研究

臨床研修医

臨床研修協力病院として、岩手県立中部病院、北上済生会病院、国立国際医療研究センター国府台病院、国府台病院、東北大学病院からの臨床研修医を受け入れております。


後期臨床研修医

当院でのストレート研修のほかに、国立病院機構連携研修システムを準備しております。これは、後期臨床研修機関のいずれかの時期に、さまざまな特色を持った国立病院機構施設において臨床研修を積むというプログラムです。その他、ご要望に応じて研修プログラムを組む準備もあります。

クルズス

国立病院機構など全国約10施設で構築されたIT会議ネットワークシステムを利用して行われる講義、症例検討、研修会、講演会の受講や当院からの発信も行っております。

精神鑑定

各種精神鑑定を受諾しております。若手医師は、上級医の陪診について経験を積んだ後、自らが鑑定医となり鑑定を行います。適時、鑑定カンファレンスを開催し、多職種での検討を行うことで鑑定の精度を向上させるべく日々努力しております。

厚生労働省こころの健康科学研究事業等

諸研究班に研究者、もしくは研究協力者として参加し、日本の精神医療に貢献すべく努めております。若手医師も上級医とともに参加し、日本の精神医療の現状とこれからの展望を知り、自己研鑽に励むことが可能です。

学会、研修会

積極的に学会や研修会等に参加し、自ら発表や公演を行っております。参加については、可能な限り支援を行っています。

資格取得

精神保健指定医、精神科専門医取得に向けて、統合失調症圏、躁うつ病圏、中毒性精神障害、児童・思春期精神障害、症状性または器質性精神障害、認知症のすべての症例の経験が可能です。措置入院の症例は稀ですが、医療観察法病棟の症例にて経験可能です。